東近江市での遺言書作成・相続登記・会社設立の手続き 司法書士
行政書士事務所
リガーレ

実例紹介

個人確実な不動産の承継

  • 依頼者長浜市 M様 様
  • 業務日数14 日
  • 費用(税込)590,570円
  • 報酬内訳 48,000円(所有権移転登記・生前贈与)
    20,000円(贈与契約書)
    15,000円(登記原因証明情報)
    4,000円(登記記録調査・取得)
  • 実費内訳 490,600円(登録免許税・不動産評価額の2%)
    200円(契約書印紙税)
    4,070円(インターネット謄本・登記事項証明書)


相談者様には前妻との間に子供がおり、現在の奥様との間にも子供がいらっしゃいます。前妻との子供とは音信不通だそうです。体調を崩しがちで、自分の亡き後のことが心配でならないとのことです。このまま、相続が生じた場合、現在の奥様、子供と前妻との子共が相続人となります。ご自身の親の相続の際に苦労をなさったそうで、不動産を確実に子供へ渡したいとのご意向でした。
相続開始時に前妻との子共から遺留分の侵害を主張される恐れがあることを前置きし、遺言書を残す方法と贈与をする方法を説明しました。相談者様のご希望としては、ご自身の経緯から費用・税金を掛けてでも、子供に迷惑が掛からない方法を選びたいとのことでしたので、家族間での相談の結果、贈与を選択されました。贈与の場合、贈与税との兼ね合いもありますし、不動産取得税も生じますし、登録免許税の税率も相続より高いので、遺言書を残す方法よりトータルのコストは高くなる方が多いです。それでも贈与を選ばれるというのは、自分の目の黒いうちにという親心の現れではないでしょうか。
相続時精算課税制度を含めた贈与税のシミュレーションが必要になるため、改めて税理士を交えて打ち合わせを行い、来年の確定申告も含めてのご依頼となりました。